●外資系企業と日本企業が違うところ

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外資系企業と日本企業の違い

私が100%外資系企業に勤めたのが40歳前半でした。
それからはアメリカ、カナダ本社の100%子会社日本法人に勤めました。
それ以前も外資系でしたが日本法人も出資していた合弁企業でした。
そこは中身は日本の会社そのものでした。
転職をし、勤める会社は変わりましたが、職業は変わっていません。
いわゆる転職ではなく転社だと思っています。
働いた会社が今も同じ社名で存続しているのは1社だけ。
今や大半の企業は吸収合併、買収、日本撤退で存在していません。
また、業態が大きく変わり社名変更した会社もあります。
アメリカの企業は実績、成果が評価ポイント、
日本の企業のように忖度の余地が少ないです。
上司は「さん」づけで呼ぶのが普通です。

100%外資企業のプラス・マイナス

+多様性、価値観の違いを受け入れる風土がある。
WorldWideでビジネスをしている訳で、当然ながら様々な
国の人たちが働いている。
文化的な違いを持った人たちが一つの目的のもと仕事をする。
多様性があるのは当然です。

-仕事の時間軸が短い。4半期ごとに成果をチェックする。
もし、100%外資企業に転職したら、スタートダッシュ、1年目が勝負です。
その間で実績を出せば、周りの人たちは、あなたを仕事ができる人と
評価してくれます。
結果が出なければ、Fireもあるでしょう。ある日、You’re fired!!
外資系企業は常にあり得ることです。

メンタル面、体力面でバイタリティーが必要です。落ち込んでる暇はありません。
頑張らなければ、翌年の契約更改は年俸ダウンかあるいはFireか。
プロ野球選手と同じようなものです。

そんな100%外資系企業に向いている人は、自分で問題点、
課題解決をする意思を持ち、自分でモチベーションを維持し、
さらに高められる人。そんな人ならば大丈夫。
日本企業ならば、協調性がないなどのレッテルを張られるかもしれませんね。
しかし、実績が伴えば、100%外資系企業ならば周りから評価される。
更にチームプレーを心掛ければ、マネージメント層へステップアップ
していくことでしょう。それに伴って年俸も必ずアップします

日本企業のプラス・マイナス

・+社員は家族的、仲良しの集まり、そんな雰囲気を好む。

・-仕事ができる社員に業務が集まる。忙しい。その見返りは少ない。

日本企業と外資企業との合弁企業

合弁企業は日本企業と外資企業の資本比率で社風も変わります。
日本企業の出資委率を50%超えていれば、人事は日本主導、
従って社風も日本企業と変わらない。
しかし、外資資本が多ければたとえ社員数で大半が日本人であっても、
人事権は外資にあり、社風は本国と同様に近いでしょう。
外資系企業では日本人の上司に忖度しても、ある日突然、
上司がいなくなることもあります。
報奨旅行中に、日本法人のトップがFireを告げられたなんて
こともありました。

外資系企業に向いている人、そうでない人

日本の学校の新卒者には100%外資の日本法人は向かないと思います。
社員を育てるという文化、風土が希薄なんです。
まずは10年、日本の企業でビジネスマナーを学ぶのが良いでしょう。
ただし留学をして英語や文化に抵抗がなければ別ですが。
自分がどんなタイプなのか、考えて、自分を見つめること、
とても大切なことです。それと、信頼できる人に相談をする。

転職は岐路の一つ

一括採用、終身雇用、そんな時代が過ぎさろうとしています。
(日本の伝統ある大手企業はまだまだ続いていますが)
しかしそうした変化を受け入れないでいる人たちがまだまだ沢山います。
転職はステップアップです。
Job Hopという言葉Job Builderという言葉、どちらも転職を重ねること。
社風が合わない、ヒラメ社員になれない、忖度が苦手
それなら、
Job Changeを考える。
自分をステップアップさせる。
岐路に立っている。
転職をすると「歓迎されている」かどうかなんとなく感じます。
日本には転職する人を歓迎しない雰囲気がありました。
今もあるかもしれない。
そんな雰囲気を吹き飛ばし、次のチャンスを掴む、
そんな強い気持ちをもって過ごしましょう。
立ち止まることなく前向きに進む。
それこそがみなさんが生きる時代、今の時代だと思います。
組織に安住する時代ではありません。
安住できなくなりました。
社員を安住させておく余裕が企業にはなくなってきています。
なぜなら企業はWorld Wideで戦っています。世界は厳しい。

情報収集をすること【PR】

転職が頭をよぎったら、まずは転職マーケットの情報を集めること。
信頼できる人に相談することです。
あるいは転職支援サイトを活用するのも良いことです。
自分一人で考えないことです。なぜなら考え過ぎになりかねません。
複数の意見に耳を傾けることが、自分の判断の手助けになることでしょう。
どちらに進むかはあなた次第です。
転職支援の情報はこちら ➡ 転職情報サイト

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