5月中旬で内定率72%
今朝(2024/5/14)の新聞に2025年卒業予定の就活生の内定率が
ニュース記事に出ていました。およそ72%。
この時期で比べると高水準です。
内定をもらった学生のみなさんはひと安心でしょうね。
一方で内定が出ていないと焦って、あるいは不安を抱えて
過ごしている学生もいるでしょう。
いつも思うけど、焦ることないですよ。
なぜなら、企業はいまや人出不足が最も大きな課題になってきています。
従ってみなさんのように若くて前途洋々な人材はまさしく人財なんです。
喉から手が出るほどに採用をしたいのは企業です。
たまたま、今、あなたに内定先が決まっていないだけであって、
活動を継続すればまもなく内定が得られます。
それと、就活をもう一度見直してみましょう。
就活を見直す、応募企業を見直す、尺度を変える
応募する企業をもう一度、見直してみましょう。
大企業は人気があるでしょう。
福利厚生面、待遇面、さまざま魅力的、初任給も高いかも知れませんね。
企業は大企業ばかりではありません。
中堅、中小企業も大手企業に追従しようと頑張っています。
皆さんが尺度とする福利厚生、待遇などを比べると
大企業との差が縮まらないことがあるかもしれません。
しかし、尺度は様々、目に見えないものもありますね。
それはなかなか難しいものです。
意見・意志が発揮できる尺度
大企業は従業員も多い、同期も多い、沢山の部署があり、
業務が細分化されています。皆さん、大企業で働く社員が歯車のようだ
と聞いたことがあると思います。
同僚が多ければ年休も取り易いでしょう。
勤務形態も融通が利くことでしょう。
さらに仮に辞めても歯車の補充は容易です。
経験を積んで、出世して地位が上がるでしょう。
より大きな歯車になる訳です。
一方で中堅、中小企業はどうでしょう。
皆さんの同期や同僚は少ないかも知れません。
あなたの活躍は即座に周りに伝わります。
あなたの意見が取り入られることも間もなくやってくるでしょう。
社長の顔を毎日見たり、社長から声をかけられたりすることもあるでしょう。
すなわち
あなたの意見、意思が伝わりやすいのかどうか、
これを尺度にしみてはどうでしょう。面白くありませんか。
企業はいっぱいあります
私は地域活性化に向けての協力依頼で企業訪問をしています。
訪問先は様々です。名前の聞いたことがある会社もありますが、
それ以上に多くの企業が日々、活動しているのを実感します。
多くは中堅中小企業です。
独立行政法人中小企業基盤整備機構という団体の
ホームページに中小企業数のデータがありました。
下の図の通り、330万社以上、企業全体の99%以上が中小企業です。
中小企業は人材難、採用したくても応募者がいないと経営者が
口をそろえて言ってます。
中小機構 https://www.smrj.go.jp/recruit/environment.html
会社が元気がいいとか、社員の皆さんの対応が良いと、
社長の印象が良いとか、様々です。
企業年鑑が様々、発行されています。
どの年鑑もページ数は膨大です。
それを見ても企業の多さは分かります。
その中に皆さんが応募する企業も含まれます。
年鑑をみれば、皆さんが応募した企業の数などごく僅か。
仮に応募した企業から内定が出ていなくても、結構じゃないでしょうか。
まだまだ、沢山の企業がありますね。選択肢が多くて、
それを選べるのが皆さんです。
尺度を変えて、もう一度、企業を見つめてみましょう。
貴方の意見、意思が伝わりやすい企業かどうか、
ここはとても重要です。
仕事のストレスも少ないかも知れませんね。
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