●リコー 国内外の2000人削減 あなたならどうする?

スポンサーリンク

これも時代の流れかな~

おそらく、誰もが知っている企業、リコー。社会人スポーツはラグビーが有名です。そんな企業が人員削減を発表しました。アメリカ主導で経済が回り、アメリカの経済が好調で、それに引っ張られて日本でもなんとなく景気がよさそうな感じがしています。ひょっとして『していました?』かも。日本企業の株価が上昇して、景気がよさそうな感じがするのかもしれませんが。国内外で2000人規模の削減、国内では1000人という報道もあります。

会社の発表は以下でした。

2024年9月12日株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)は、デジタルサービスの会社として成長を実現し企業価値を持続的に向上させていくことを目指し、「企業価値向上プロジェクト」に取り組んでいます。本日、その一環として、希望退職制度である「セカンドキャリア支援制度」を国内で実施することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

(株)リコー https://jp.ricoh.com/release/2024/0912_1

その発表後にニュースが報道しています。例えば、gooニュースでは以下の内容でした。

オフィス機器大手・リコーは12日、2025年3月までに国内外で2000人規模の人員削減を行うと発表した。

国内では10月1日から2025年2月28日まで社内や国内グループ会社の一部で希望退職者を募り、1000人程度の人員を削減する。

オフィス機器の市場がペーパーレス化などの影響で縮小する中、リコーは成長領域であるデジタル支援の事業を強化するために社内の構造改革やリスキリングなどを進めている。

人員の削減、最適化を行うことでデジタル事業に経営資源を集中させ、収益性の改善を目指す。

gooニュース https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-758261.html

『セカンドキャリア支援制度』ってリストラのこと?

希望退職制度である『セカンドキャリア支援制度』、聞こえがよさそうです。でも、やっぱりこれはリストラですね。希望退職を募ると言うこと、会社の業績が悪いから、固定費削減が一番の目的です。人口減少の中、どこの企業も人出不足だと言っている中での人員削減。

会社の事業領域は

以前、コピー機としてそしていまは複合機という呼び名が多いかも知れませんが、もともとコピー機の製造販売で有名でした。それから、プリンター、印刷機、広幅機、FAX、ネットワーク関連等機器、及び、関連する消耗品等の製造・OEM、スキャナ等機器、及び、関連する消耗品、電装ユニット等の製造・販売などが主な事業領域です。

コピー機ではキヤノン、ゼロックス(今は日本では富士フィルム)、リコー、ミノルタなどが事務所や家庭にも存在していました。今はコピー機がプリンターと一体となった複合機が中心なのかもしれません。我が家もインクジェットプリンターですが、ちゃんとコピーも取れます。技術の進歩は有難い。でも技術の進歩とともに企業は将来を見極めて、事業を進めていかなければなりません。今回のニュースを読むと“人員の削減、最適化を行うことでデジタル事業に経営資源を集中させ、収益性の改善を目指す。”とのこと。今頃、デジタル事業??と思ってしまうのは私だけでしょうかね。

リコー30年でみる株価推移

2008年9月に世界経済の混乱を招いたリーマンショック。日本の企業の業績にも影響が出て業績悪化になった企業も沢山ありました。リコーも例外ではありませんでした。30年間の株価推移は下の通り。リーマンショック後、株価は低迷、現在もその低迷を引きずっているようにも見えます。そして、デジタル化の遅れ?でこれから経営資源をデジタル化に向けていく、ようです。

SBI証券 https://site2.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETsiR001Control&_PageID=WPLETsiR001Idtl30&_DataStoreID=DSWPLETsiR001Control&_ActionID=DefaultAID&s_rkbn=2&s_btype=&i_stock_sec=7752&i_dom_flg=1&i_exchange_code=JPN&i_output_type=2&exchange_code=TKY&stock_sec_code_mul=7752&ref_from=1&ref_to=20&wstm4130_sort_id=&wstm4130_sort_kbn=&qr_keyword=1&qr_suggest=1&qr_sort=1

これからどうする?

コピー、プリンターの複合機はまだまだ活躍の場はあるでしょう。でも、いつかは紙媒体がさらに減少します。情報の伝達手段としての紙、無くなることは無いでしょう。

日頃、コピーやプリンターを利用して、不要になったものはシュレッダー行です。もったいないと思ってます。たとえば、ミスコピーしたり、不要になった回覧コピーの用紙を、複合機にもう一度、セットしてボタンを押せば、印字部分が消えて白紙用紙が出てくるなっていうと、凄く嬉しい。こんな夢のような複合機を作ってほしいです。

社員の皆さんは大混乱?あるいは納得?

さて会社が発表した人員削減、セカンドキャリア支援制度。社内ではどんな様子何でしょうか。混乱はないのでしょうか。でも不安を覚えた人たちもいることと思います。これに応募するかどうかを検討している人がいると思います。それこそ、人生の岐路。対象者は“年齢・ジョブグレード・勤続年数等が、所定の募集条件を満たす社員”とあります。おそらくは30代後半以降の社員、いわゆる中高年社員が対象ではないのでしょうか。

あなたならどうする??

はい、実は私もずいぶん前に勤務していた会社が用意していた早期退職制度に応募した一人です。それから数十年、退職してよかったか?答えは『YES』です。

チャレンジできる機会が来た

会社ではセカンドキャリア支援制度というけれど、希望退職者を募り、リストラを進めています。それならばあなたが会社を評価してみましょう。10年後、20年後の成長を想像して、勤めている企業は将来ビジョンを描き、技術の進歩をキャッチアップできるのか、あるいは革新的技術進歩を生み出せる風土を持った会社なのか。正解は不明です。長年勤めていれば、何となく社風を感じていると思います。居心地は良かったかもしれません。会社に忠誠を尽くして頑張ってきたかもしれません。でも、それって結局一方通行の思いだったかもしれません。ならば、思い切って飛び出し、次のチャンスを掴めばよいだけです。ステップアップのチャンスが到来していると思います。頑張りましょう。

【PR】ハイクラス転職の無料相談、覗いてみて下さい。

大手人気企業のハイクラスポジションに特化した転職エージェント、シンシアード

紹介可能企業一例:
サントリーホールディングス、三井不動産、三菱地所、リクルート
豊田通商、東京海上日動火災保険、三井住友銀行 など

リクルート出身者が中心の転職エージェント、経験豊富なコンサルタントで構成。
充実した面接対策、独自のコネクションからの情報提供など質の高い転職支援。
大手人気企業の非公開ポジションも保有しており、他エージェントにないサービス提供が可能

覗いてみて下さい。

大手人気特化型ハイクラスエージェント

コメント

転職・キャリアランキング 人生の岐路、転職を考えている人のヒント - にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました