ヒラメ社員という言葉、知ってますか?
海底に棲んでるヒラメ。皆さん、見たことがあると思います。目は上目、常に上を見ているようです。水族館で見ることもあります。砂地に身を沈めてじっとしています。あまり泳いでいる姿を私は見たことはありません。そんな上目遣いのヒラメになぞらえて、ヒラメ社員という言葉があります。あまり一般的な言葉ではないのかもしれませんね。上司ばかりを見て、上司のことばかり気にしている社員、中間管理職、あるいは役員のことを揶揄して言う言葉です。
ヒラメ中間管理職はたちが悪い
ヒラメ社員の中でも特にたちが悪いのは、上を見つつ、下には厳しい中間管理職ですね。きっと、あなたの周りにもいるかもしれませんね。
でも困ったことにヒラメ社員はヒラメ上司の受けが良いことです。組織が衰退するまで、ヒラメ社員は生き延びることでしょう。ある日突然に組織が無くなる可能性はあるにもかかわらず、それも処世術の一つかもしれません。ヒラメ社員も言うことでしょう。悔しかったらヒラメになれば、ってね。
ヒラメ社員にはなれない人
ところが、ヒラメ社員になり切れない人たちはたくさんいます。あなたはどうでしょうか。ヒラメ社員になってますか?ヒラメを羨ましく思う時もあるでしょうね。でも自分にはできない、と飄々と仕事をしている人も多いはずです。心の中は複雑ですね。そこから小さな悩みが始まる。自分は一生懸命働いているぞ、ヒラメ社員よりも働いているぞ。成果がヒラメ社員よりもダントツに上廻っているから、上司も、部下を冷静に評価するはずだと自分に言い聞かせます。ところが冷静であるはずの上司も日頃のヒラメ社員の振る舞いに悪い気はしていません。少し贔屓にすることがあります。周りはヒラメばかり、ヒラメの大群の中、上司はすこぶる居心地が良いですね。ヒラメ社員に目をかけたりします。
ヒラメ社員が組織を潰す
ヒラメ社員が上を見て、その上の社員がさらに上を見て、そうしているうちに、現状が見えなくなった経営層、そうした組織は必ず衰退するものです。なぜなら、上しか見ないということは、外部を見ないということ。すなわち企業を取り巻く環境の変化が見えなくなり、鈍感になっていきます。こうなると組織の成長は止まり、変化もなくなり、ヒラメ社員の報告を鵜吞みにし始めます。
我慢も限界
もしあなたの会社が組織全体にヒラメであるれていると感じたら、ヒラメになる前に立ち止まって、自分を見つめましょう。自分のスキルを見つめましょう。慌てることはありません。じっくりと会社を評価し始めましょう。この会社の将来性はどうなのか?製品、サービスは市場にニーズをとらえているか?現場のヒラメ社員以外の声に耳を傾けているか?
これはダメだと思ったら、あなたの活躍の場は他にもいっぱいあります。一歩踏み出して、活躍の場探しを始めてみましょう。悩んで時間を浪費するよりも、積極的に行動してみましょう。きっとあなたを待っている場所はあるはずです。
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