4月4日付のニュースでコニカミノルタが2025年3月までに
グループ全体で2400名の人員削減をすると発表がありました。
グループ全体の人員が(連結)2023年3月で39,775人。
対象は正規・非正規雇用従業員とありました。
会社の業績は2023年3月期(国際会計基準)の純損益は
1031億円の赤字と、4年連続の純損失で、赤字額は過去最大とありました。
「「事業の選択と集中の遂行」
「1人あたりの生産性を向上させる。長期を見据えたものだ」
そうです。
その数日前、4月1日に入社式が行われました。
社長あいさつがホームページに掲載されていました。
コニカミノルタ ニュースリリース
新入社員には驚きのニュースだったので
新入社員の皆さんは入社時点ではおそらくこのニュースは
知らなかったのではないでしょうか。
入社早々のニュースで驚いたことと想像します。
企業の目的は利益を追求して成長していくことです。
成長には会社の成長、個人の成長が含まれます。
成長って何?
会社の成長と個人の成長の重なり、
新入社員の挨拶を読むと社長は「パーパスの重なり」と
表現していましたが、私はパーパスは成長と理解しました。
コニカミノルタはだれもが知っている企業、有名企業、大企業です。
就職活動から入社まで苦労したことともいます。学生時代、努力した
事と思います。
会社が事業の再構築を目指して進んでいる中、変化のない中よりも、
皆さんの力が発揮できる場面は多いと想像します。
入社した皆さんにはその再構築に参加できるチャンスがあります。
是非、思う存分に思いを込めて新社会人として進んでいって欲しいものです。
雇用・非正規雇用従業員の皆さんはどうしますか?
社員の皆さんはおそらく以前から社内では人員削減の噂を聞いていたのでしょうか。
あるいはニュースで知る以前に社員向けにアナウンスはあったのでしょうか。
労働組合は事前に経営側からお話があり、人員削減の際しての対象者への処遇など
相談があったのではないでしょうか。
これから人員削減に向けて、対象となる部門や退職条件などが発表されて
退職者は公募、時には指名されることになるのでしょう。
さて、本題です。
あなたは公募しますか?
あるいは退職を指名されたらどうしますか?
会社の人員削減の発表で思わず、2400名の人々は
突然に人生の岐路に立たされます。
その時の選択肢は
・しがみつく事(辞めない)。
・安易に公募には応募しない。
(退職条件は一見、とても魅力的でしょう。
例えば、通常の退職金に加えて年収の2年、3年分加算とか
多い時は5年分加算とか)
・どうしても応募するなら、次の働く場所を確保、あるいは目途を
たててから、しかも今よりも労働条件の良いことがベストです。
このブログにも書いてますが、人生の岐路に立った時には決して一人で考えないこと。
これが最も大切なことです。
誰かに話を聞いてもらう、相談する、是非心掛けましょう。
社内も動揺します
企業が人員削減を発表することは、企業にとってはダメージです。
会社の評判も下がるでしょう。残った社員の皆さんも動揺すること
でしょう。モラルダウンも一時、発生するかもしれません。
世界は進歩か後退なのかは分かりませんが、常に変化していきます。
世の中、経済も変化していきます。それに合わせて企業は変化を
受け入れ、対応しながら成長を模索します。
業績にアップダウンもあることでしょう。
しかし、前進するしかありませんね。頑張りましょう。
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