●あなたならどうする?早期退職募集 リストラと2ndキャリア支援の違い

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第一生命ホールディングス(株)が早期退職募集

2024年11月14日、第一生命が「セカンドキャリア特別支援制度」実施のお知らせを発表しました。

対象は50歳以上、勤続15年以上、営業職は除くそうです。
募集人員は1000名。
退職時に割増のお金が支給されます。再就職支援制度も用意します。
さて、あなたならどうしますか?
四季報でグループ会社の従業員<24.3>連59,495名とありました。
そのうち募集対象は第一生命保険(株)の従業員。

リストラと2ndキャリア支援 何が違うの?

会社が実施するリストラと今回のようなセカンドキャリア支援制度(早期退職募集)と何が違うんだろう?

リストラ(リストラクチャリング)

  • 主に経営改善のため、会社が人員整理(解雇や早期退職)を実施すること。
  • 従業員にとっては突然の通知や不本意な退職となる場合が多い。
  • 社員側から見ると「会社から辞めさせられる」という印象が強い。
  • 対象者には希望退職や退職金の上乗せなどが提示されることがある。

セカンドキャリア支援の特徴

  1. 自主的な選択を尊重
    • 従業員に対して「希望退職」の形で退職を募集します。
    • 強制的な解雇とは異なり、基本的に従業員の意思に基づいて退職を決定。
  2. 退職金の上乗せ
    • 通常の退職金に加え、早期退職支援として特別な退職金が提供されることがあります。
  3. 再就職支援
    • 退職後のキャリアを支援するため、転職エージェントとの提携やセミナーの実施などを行います。
    • 副業や起業を目指す人へのサポートが含まれる場合も。
  4. 企業イメージへの配慮
    • 強制解雇の印象を避け、社員のキャリア形成をサポートすることで、企業の社会的責任を果たしているように見せる意図も。

リストラとの違い

  • リストラは「経営改善」のために実施される「強制的な人員削減」。
  • セカンドキャリア支援は、希望者に配慮し、次のステップを支援する「自主性を尊重した退職制度」。

セカンドキャリア支援は従業員の意思を尊重しつつ、退職後の不安を軽減しようとする動きであり、企業イメージを損なわないよう配慮されています。ただし、実質的にはリストラの一環として実施されることが多いです。

まとめ

2ndキャリア支援制度、悪くないと思います。
自分の今と将来を考える良い機会です。
さて対象者に該当する人たちは、さてどうするでしょう?
応募するかしないか人生の岐路ですね。
自分を見直すきっかけです。会社がチャンスをくれたんだと思います。
慌てる必要はありません。家族、友人に相談をすることです。
2ndキャリア支援として退職して、次のキャリアを目指す社員を募集することは、
会社が用意してくれた社員の人生の選択肢を増やす制度。
職場に残りたければ、働き続き得ることができます。
リストラとは異なるでしょう。
一方で、この会社のような大企業に就職した人たちの多くは
終身雇用を信じて就職をし、働いてきたことでしょう。
今回の募集対象者は50歳以上の社員です。
こうした世代はまさしく昭和の名残が残る世代。
定年まで働く事を前提として生活設計してきたことでしょう。
でも時代が変わりました。
雇用環境が変わり、変化が激しい時代です。
今や終身雇用が厳然と守らてれいるのは公務員だけでしょう。
(ただし労働者の権利の制約を受けてますが。)
公務員にも2ndキャリア選択の制度が広がると良いと思います。

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