民間企業に就職を考えている人へ
民間企業は利益を追求するところです。そこに就職をするということは、あなたがその企業にどれだけの利益をもたらす人材かということを自覚することが大切です。採用担当者の目はその点に集中します。あなたの技術や知識、経験が企業に様々、貢献して結果として企業に利益をもたらす。そう考えて自分を見つめて欲しいです。会社に期待するのは、何ですか?働き甲斐、生き甲斐を提供してくれる場所、生活を支えてくれる場所であると同時にあなたが貢献する場所でもあります。会社にどれだけ利益をもたらすのか、それが会社があなたに最も期待しているところです。分かりやすいのはスポーツ選手。100Mを9秒台で走ることができる選手が入社してきたら企業はどうするでしょうか?
もし、入社したらどの部署で活躍を期待するでしょうか?
管理部門、営業部門、製造現場、開発部門、研究部門、でしょうか?ひょっとしたら、その選手には技術者としての素養を持っているのかもしれません。しかしながら普通は、企業はスポーツで活躍する人材として広報宣伝、広告塔としての活躍を期待することでしょう。
あなたが企業の収益向上に、いかに役立つ人物か、あなたが持っているものが企業の価値向上にどれだけ貢献するか、それが面接の時に最も意識すべきこと、PRすべきことだと思います。
民間企業へ応募前に考えておく事
- 企業の利益拡大、価値向上に向けて何ができるのか
- 起業理念は自分の価値観とマッチしているか
- 企業の中の10年後を思い描いているか
公務員(国、市町村、行政)に就職を考えている人へ
教師を目指している人と大手商社を目指している人では、価値観が違いますね。価値観に優劣はありません。働くことに優劣はありません。何のために働くか、動機、目標その違いです。国家公務員、地方公務員、を目指しているなら、あなたは国民、住民に貢献できるものは何かと考えているでしょうか?将来、どんな形で、国民、住民の暮らしを豊かにしていこうと考えているのか?そうした視点が重要です。公務員は安定した職業だ、とだけ考えている人は応募するのを考え直した方が良いと思います。
公務員へ応募前に考えておく事
- 国民、住民のためにどんな貢献をしたいのか
- 当市、当県、当省庁になぜ応募したのか
何がしたいか、わからない人へ
学校を卒業すると社会に出ます。だれもが自立して社会の中で生きていかなければなりません。
生活するための糧が必要です。
働くことが必要です。
自分は何をしたいのか、いやいや働くことは苦痛です。
自分に向いている仕事は何か?
考えている人はたくさんいます。
答えが見つからない人がたくさんいます。
そんな時は、
自分が好きなことを、好きだったことは何か?
誰もがそこから考えるのではないでしょうか。
それしかありません。誰もが夢や願望は持っています。
原点に戻って、自分を見つめることは大切です。
何がしたいか、わからない人が考えておく事
- 夢中になったことは何か
- 自慢できることは何か
- 継続できたことは何か
- 感動したことを思い出す
今、進路やあるいは今の仕事に悩んで岐路に立っている皆さん、安心してください。既に終身雇用は崩壊しています。何歳になっても次へのチャレンジの道は見つかります。肩の力を抜いて、就職先選び、転職先を考えればいいのです。20代、40代、60代でもひょっとして80代でチャレンジでも、道は開けます。頑張りましょう。
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