3年以内に離職「34.9%」のニュース
ヤフー https://news.yahoo.co.jp/articles/c69545bf9381bbc0562a96cc881428d99274a674
2024年10月26日、ニュースをみた。若者たちの離職率が高い。
ニュースで街の人たちの声を紹介していた。
世代によって意見が異なるのはもっともなことです。
中高年世代は、24時間働けますか、なんて言われて頑張った世代。
歯を食いしばって仕事を続けることが普通だった時代でした。
それから30~40年、時代は変わり世界も変化が激しい時代となりました。
アメリカでは転職回数の平均が10回以上、というデータもあります。
平均回数10回とは日本では考えられない事ですが。
さらに日本ではまだまだネガティブに考える傾向にあるようです。
でも、転職は決してネガティブなことではありません。
転職と転社
転職をしながら、より働きやすい、収入が高い職場で働いている人たちに共通する点があります。
・職種を変えないこと
・自分のスキル、強みを磨いていること
・人脈を持っていること
すなわち働く場所を変えるけど、仕事内容は変わらない事です。
例えばフレンチレストランのシェフ、見習いから始まり、
腕を磨くために有名店やあるいは海外のレストランで修業する、
時々テレビや雑誌で人気のレストランのオーナーシェフの紹介をされることがあります。
そのシェフは転職したわけです。
シェフの皆さんは働く場所を移動して、腕を磨く人が多い。
誰もネガティブに思いません。
ところが会社組織はどうでしょう?
一旦会社に勤めると、腕を磨くために転職なんて誰も勧めません。
もし、会社を辞めたいなって言うと
「君は会社で勉強したんだから、
会社に育ててもらったから、
会社で一人前になったんだから、」
とささやかれることがあるでしょう。
すなわち、会社に恩返しをすることを求められます。
でもこれは雇用している会社の視点なんです。
自分の人生をどのように生きていくかは、あなたの
問題、仮に今の会社を辞めて次へのチャレンジを見つけたら
そして、周りに相談してじっくりと考えて、決めた結論なら
一歩踏み出せば良いと思います。
そこで大切なことは仕事、業種の継続性です。
ジョブホッパー
アメリカ社会では転職の平均回数が10回以上と言われるのは、
もともと終身雇用という制度のことがないからです。
もちろん一つの会社に30年勤続の人もいるでしょう。
でも、多くの人たちが転職をします。
理由は現状よりも労働条件の良いところを常に求めているからです。
すなわち、遣り甲斐、働きやすい職場を常に探しているからなんでしょう。
その上にサラリーが上がり、福利厚生が良ければ言うことはありません。
そうした転職を繰り返す人たちのことを「ジョブホッパー」と呼ばれています。
日本でも聞く言葉となりました。
日本の場合は「ジョブホッパー」はネガティブに評価されています。
転職の際に転職回数が4,5回と多いと一つのことに専念できない、
腰の据わらない人、なんていう烙印を押されることもあるでしょう。
キャリアビルダー
一方で転職を繰り返しても快適に過ごしている人たちも、沢山います。
むしろ成功者として企業で活躍する人たちもいます。
同じ転職を繰り返しながらも、高収入を得て、自分のペースで仕事が
できる環境を手に入れている人たちは、なぜなんでしょうか。
繰り返しますが、
・職種を変えないこと
・自分のスキル、強みを磨いていること
・人脈を持っていること
すなわちキャリアアップを目指すからです。
リスキリングについて
国は雇用の流動化を進めています。
企業も組織の活性化を目指して、人の流動化を進めています。
そんな中から「リスキリング」という言葉も生まれました。
新しいスキルを磨いて、新しい仕事にチャレンジする、
それは人生においては常に必要なことだと思います。
でも、やはり日頃から心掛けておく必要なことは
・職種を変えないこと
・自分のスキル、強みを磨いていること
・人脈を持っていること
だと思います。
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