
3月末は年度末、会社も個人も評価される時期
行政機関や多くの企業にとって3月末は年度末です。決算の時期。収支をまとめます。
企業は3月末に1年間の業績が決まります。
損益を計算した後、結果として決算発表します。
一年間、目標に向かって頑張ってきた皆さんもそれが評価をされる時期がやってきました。
2024年はどんな年でしたか?
一年間、頑張ったあなた、ご苦労様でした。
ロシアとウクライナの戦争が続きました。それに加えてイスラエルがガザを攻撃。
トランプ大統領が当選。パリオリンピック。大谷選手が大活躍。
コロナ禍が過ぎ去った一年も世界にはニュースが満載でした。
私たちの生活も変わりました。物価が高騰しています。日銀は金利〇の政策から脱却。
ガソリンは今は180円/Lに届く勢いです。
株は乱高下しています。円安は続きます。150円超えに慣れっこです。
相変わらず外国の投資家は円安恩恵を受けて、日本が買い得の状態。
2011年、1ドル80円を下回って75円32銭だったこともありました。
経済が大きく変化する中、引き続きお仕事も大変だったと思います。
開発部門は国際競争が激しく納期の追われる毎日、
営業部門は売り上げ目標の高さに溺れそう、
生産現場は人出不足。
顧客のニーズの変化のサイクルは早く、
サービスの要求度も高い、
そんな状況で仕事をしてきたのではないでしょうか。
自己評価、レビュー書の提出時期
一年間頑張ったと思います。
そろそろ部門長から自己評価を提出するように求められるのではないでしょうか。
年度初めの春先に組織、部門の目標に沿って各自で作った目標、
それに対してレビュー自己評価を記入して提出をする時期が近づいてきました。
今は上期と下期の2回に分けてやることが多いと思います。
私も先日、下期のレビューすなわち一年間の仕事の目標のレビューを提出して
評価者と面談しました。
レビュー書にコメントが付く
自己評価のレビュー書を提出する事は大切な業務です。まじめに一生懸命に書きましょう。自分がやってきたことをレビューして、自分の働きを認めて欲しい、当然ですね。一年間、目標に向かってできたこと、できなかったこと、取り組んだことなどを言葉とそして数字を示しながら一生懸命に書きます。自己評価欄がある場合もあるでしょう。
そのレビュー書を部門長は眺めます。
メンバー各自のレビュー書です。
それをそのまま鵜呑みにはしませんね。
部門長は提出されたレビュー書にコメントを加えます。
あなたの一年間の働きが評価をされることになります。
人を評価するのはとても難しいことです。会社は様々な指標を準備して数値化して評価をしようとします。企業に対する業績、収益、貢献度などは数値化し易いことです。しかし人物評価となると途端に難しくなります。皆さんも人間関係の中で経験していることと思います。
社員の評価について
レビュー書だけで社員の働きを評価することはできません。コメントを加える時に、社員の顔が浮かびます。そして日常の会社の中での態度、発言、仲間とのコミュニケーション状況なども考慮します。いろいろ考えます。すると、日頃の「忖度」「ヒラメ社員」が頭をよぎります。できるだけ客観的に社員を評価することはとても大切なことです。社員の士気にかかわります。でも残念ながらそれは望めないことかもしれません。「忖度」「ヒラメ」との葛藤は仕方のないことかもしれません。いつか、会社を評価するぞという気概を持って今を頑張る、自分を磨くことがベストです。10年間は。。
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