●退職決断後の礼儀作法

スポンサーリンク

退職する時、今後のあなたのキャリアを積むうえでも
円満な退職を実現したいものです。
でも初めての退職、礼儀や作法が分かりません。
今後の人間関係やキャリアに悪影響を与えないために重要です。
以下に、退職の際に守るべき基本的な礼儀や作法を分かりやすく説明します。

”立つ鳥跡を濁さず”ということわざがありますね。

1. 退職の意向を伝える

  • 上司に最初に伝える: 退職の意向はまず直属の上司に直接会って伝えましょう。
    メールや電話ではなく、対面で伝えるのが基本です。
    どうしても伝えられなければ、代行サービスもありますが、
    基本は自分でしっかりと意思を伝えることです。
  • 退職理由を簡潔に: 退職の理由は簡潔に、かつ誠実に伝えましょう。
    ネガティブな理由がある場合でも、
    可能な限りポジティブな表現を心がけましょう。
    喧嘩別れなんかはもっての外、将来、また何かのご縁で
    お仕事の関りが生まれるかもしれません。

2. 退職届の提出

  • 退職届の作成: 退職の意向を上司に伝えた後、正式に退職届を提出します。
    退職届には、提出日、退職希望日、退職理由を記載します。
    届は手書きでも構いません。
    企業によっては指定の書式が決まっている場合もあるでしょう。
    一度確認するのが良いと思います。
  • 提出時期を守る: 退職届の提出は、会社の規定に従って適切な時期に行います。
    通常、退職希望日の1〜2ヶ月前が一般的です。
    これも就業規則を確認するのが良いと思います。

3. 業務の引き継ぎ

  • 引き継ぎの準備: 退職までの間に、業務の引き継ぎ資料を作成し、
    後任者にしっかりと引き継ぎを行います。
    自分の意志で会社を去る訳です。
    退職した後に、後ろ指をさされないためにもドキュメントで
    しっかし残しましょう。
    退職後に、あれどうなってる?なんて前の職場から
    問い合わせが来ないために、引き継ぎ書をしっかりと作成しましょう。
  • ドキュメントの整理: 業務に関するドキュメントやファイルを整理し、
    後任者がスムーズに業務を引き継げるようにします。
    不要なものはシュレッダー、プライベートなものは残さないように注意しましょう。

4. 関係者への挨拶

  • 感謝の言葉を伝える: 同僚や上司、部下に対して、
    これまでの協力やサポートに対する感謝の気持ちを伝えます。
    また、お世話になった他部署にも時間があるなら
    あいさつに出向くのも良いでしょう。
  • メールや手紙での挨拶: 離職前に、お世話になった方々に対して
    感謝の気持ちを込めた挨拶メールや手紙を送ります。
    特に他部署、遠方の事業所、あるいは取引先に退職を伝え感謝を伝える。
    メールはおおよそ2,3週間前には出すと良いでしょう。

5. 退職日のマナー

  • 最後の日まで全力で: 最終出社日まで誠実に業務を行い、
    最後の日もきちんと出社します。
    退職日=最終出社日とは限りません。
    年休が残っているなら、年休を消化する日程も考慮します。
    そして最終出社日までは与えられた業務はしっかりと進めて
    周りに負担をかけないようにしましょう。
  • デスクの整理整頓: 最終出社日までに自分のデスクや持ち物を整理整頓し、
    清潔な状態で次の人に引き渡します。そして雑巾がけをすれば完璧です。

6. 個人的な持ち物の整理

  • 私物の整理: 退職日までに、個人的な持ち物を整理し、持ち帰ります。会社の備品や資料は返却します。愛着のあった文房道具も返却しておきましょう。

7. 社内規定の確認

  • 社内手続きの確認: 退職に関する社内手続きを確認し、
    必要な手続きを完了させます。
    例えば、保険や年金、離職票の手続きなどです。
    健康保険証など返却は忘れないようにします。
    健康保険証は退職日に返却します。最終出社日から退職日までの間に
    万が一、通院するとも限りません。退職日までは必要です。

    離職票、雇用保険証などは後日、会社から郵送されてくることでしょう。

8. 退職後の対応

  • 連絡先の提供: 退職後の連絡先(電話番号あるいはメールアドレスなど)を
    上司や同僚に伝えておくと、万が一の際にも対応しやすくなります。

コメント

転職・キャリアランキング 人生の岐路、転職を考えている人のヒント - にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました