まもなく4月。卒業して社会人となる皆さん、おめでとうございます。
あるいは人生の岐路を乗り越えて、転職、新たな職場で頑張る皆さん、
おめでとうございます。
待ち遠しい、あるいは少し不安が入り混じった気持ちかも知れません。
新卒の皆さんと転職した皆さんでは4月以降の過ごし方は異なります。
新卒者の皆さん、まず入社式
新社会人の皆さんは入社式があるでしょう。
会社の規模に関わらず、どんな会社でも新卒者を迎えるにあたっては、
社長、経営幹部が皆さんをお迎えします。
皆さんに期待の言葉、励ましの言葉をかけて、
会社が皆さんを温かく迎えてくれることと思います。
人出不足の中で、皆さんが入社を決めたわけですが、
企業の取っては皆さんは「金の卵」です。
会社の5年後、10年後に成長した皆さんは企業の業績、
収益向上に大きな戦力となっていることと思います。
それが企業が最も望むことです。
入社手続きと研修
まずは研修で会社の仕組み、社内規定を学びます。
研修は長いところでは半年ほど続くところもあるでしょう。
専門職として就職した場合は既に配属先が決まっている場合もあります。
総合職の場合は配属先は研修後に決まることがあります。
研修は集合教育でスタート、その後OJTとして配属後に場面場面で研修があります。
入社にあたり、会社に提出する必要書類があります。
書類は大体、以下だと思います。
まずは成績証明書・卒業(見込み)証明書
次に健康診断書、年金手帳(コピー)、マイナンバー(コピー)、
雇用契約書、給与振込先届出書、通勤費など各種手当支給届出書、
健康保険被扶養者(異動)届、
国民年金第3号被保険者 資格取得等届(※新入社員が家族を扶養している場合)
次の書類の提出を求める企業もあるかもしれません。
身元保証書、資格免許証(運転免許証など)、合格証明書類、住民票記載事項証明
それ以外にも必要に応じて提出を求められる書類があるかもしれません。
転職者の皆さん、まず関連部署へあいさつ回り
転職した皆さんは特に入社式はないのかもしれません。
その代わりに関連部署に挨拶周りかも知れません。
まずは研修で会社の仕組み、社内規定を学ぶことともいます。
そして新卒者と同様に入社にあたり、会社に提出する必要書類があります。
書類は大体、以下だと思います。
まずは成績証明書・卒業(見込み)証明書
(大学のみならず、高校の卒業証明書を求められることもあります。)
次に健康診断書、年金手帳(コピー)、マイナンバー(コピー)、
雇用契約書、給与振込先届出書、通勤費など各種手当支給届出書、
健康保険被扶養者(異動)届、
国民年金第3号被保険者 資格取得等届(※家族を扶養している場合)
次の書類の提出を求める企業もあるかもしれません。
身元保証書、資格免許証(運転免許証など)、合格証明書類、住民票記載事項証明書
それ以外にも必要に応じて提出を求められる書類があるかもしれません。
転職時に必要な書類例
最近、専門職の方が転職をして、4月1日から新たな職場で活動します。
入社時に必要な書類は以下となっています。
《社会保険・雇用保険 関係》
・年金手帳(写)
・雇用保険被保険者証(写)(被保険者として雇用されたことがある場合のみ。
全職場に提出保管してある場合、自分で保管している場合とあります。
もし、見当たらなかったら、ハローワークで再発行できます。)
※いずれも氏名、番号が記載されている部分の写し
《振込口座》
・銀行通帳(写)※金融機関、支店、区分(普通、当座)、
口座番号、口座名義(カナ)のわかる部分
《通勤手当》(対象者)
・公共交通機関利用の場合~
定期券(写)・チャージ式ICカード(写)・バスカード(写)など
《個人番号 関係》
(※源泉徴収票の作成や社会保険・雇用保険の手続きに必要なため、
個人番号に関する情報が必要となります)
〇番号確認書類として次のうち1点
・通知カード(表面の写)
・個人番号が記載された住民票(写)<本人分のみ>
・個人番号カード(表裏両面の写)
〇身元確認書類として次のうち1点
(いずれも顔写真・氏名・生年月日又は住所の記載ページの写)
・運転免許証 ・パスポート
・身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、
療育手帳、在留カード、特別永住者証明書のうち1点
・その他本人の顔写真表示のあるもの
《健康保険手続きに関する書類》
前職場の健康保険組合の「資格喪失証明書」
《住民税に関する書類》
前職の給与から住民税を天引きされている場合は、
住民税4月分までは前職の給与から差し引かれて、
新たな職場からの5月の給与支給から5月分住民税は引かれます。
その手続きのための書類です。
「特別徴収に係る給与所得異動届出書」
就職、転職するといろいろな手続きが必要です。
速やかに行うことが大切ですね。特に健康保険、万が一病院に
行く際には必須です。新しい保険証、早く手続きしましょう。
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